白鳥山
1639m 九州脊梁の深い山、自然林と石灰岩のドリーネが魅力的な山、平家落人の伝説の山  すばらしい森の山です

gpsは森の中が多く信号ロストが多かったです

駐車場

2年ぶりの白鳥山です
今回は熊本県側の
御池登山口から登ります
八八重集落から峰越林道
上がって来ました

事前に八代市役所泉支所
コース概要を お尋ねしたら
白鳥山はこのコースと峰越コース
お勧めらしいです
その通り
感動の山行きになりました

このコースは上ノ内谷を登る
1本道のコースです

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谷に入るなり
参りました
濃い緑に圧倒されるコースです

踏み跡はかすかにあります
所々、赤テープがあり
よーく見ながら進みます

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傾斜はそれほど強くなく
むしろ、楽なコースですが
深い森ですので
ルートを見失わないよう
注意が必要です
基本的に上ノ内谷を登って
行けば良いのですが
右に左に渡りながら
高度を稼いで行きます
緩やかな登りにもかかわらず
ペースがゆっくりになります
それくらい景色に感動するルートです

おーっと
お休み中でした
全く動きません
もう少しで踏むところでした
お邪魔しますね〜

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苔が岩にびっしりです
今日は水が無い枯れ沢ですが
苔の付き方を見ると
雨が多い谷のようです

谷別れ

突然、水が溢れてきました
かなりの水量です
これだけの水量があるのに
下流には水がありませんでした


この水は何処に消えるのでしょう
地下に鍾乳洞でも
あるのではないでしょうか?
突然流れがなくなります

谷が分岐してます
看板がありました
この分岐から左手に登ります
渓流は右手の谷へ上っています

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再び、右に左に道を変えながら
登って行きます
テープを探します
時々、目印を失うことがあります
よーく見渡すと
テープがあります
また、いくつか分岐してますが
基本的にこの谷を登って行きます
この森は長い間
静かな時間を
過ごしてきたようです

その美しさに
ため息ばかり出ます

再び、渓流が現れました

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谷が浅くなり
少し、傾斜が緩やかになってきました
その分コースが広がり
迷わないように注意します
このあたりまで来ると
鹿と鳥の鳴き声と
風の音しか聞こえません

花の終わったバイケイソウ
道を進みます
平坦路に変わりました

合流 1

ここが上ノ谷コース
右からウゲトノ谷コース
合流点です
まっすぐ進みます

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このあたりの苔は
フカフカ
にゃんこの毛のようです

御池

広場が現れました
ここが御池です
湿地帯です
水はありません
御池一の池と二の池があります

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御池を通り過ぎると
見覚えある景色
見えてきました

ドリーネ

ドリーネに到着です
いいです〜ね
前回たくさん写真を撮りましたので
今回は数枚だけ撮り
山頂を目指します

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実は、かなり厚い雲が沸いています
今日は夕立雷注意報が出ていました
音は聞こえませんが
少し不安がありますので
先を急ぎます

白鳥山は丘のような
なだらかな山です
山頂は 峰越コース・上ノ谷コースから
T字路に伸びてます
ドリーネからまっすぐ登ります

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お元気でしたか?
平家の残党・平清経住居跡
です

合流 2

住居跡を東寄りに進むと
峰越コースと唐谷コース
合流点です
峰越コースはドリーネの後を
尾根沿いに歩くコースです

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分岐から
再び山頂を目指し
南に進路をとります

イチイの大木です
元気に生きてました?
と語るのはこの木に失礼ですね

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山頂が見えてきました
風が強くなって来ました
雨はないですが
不安が広がります

山頂

山頂です
天候が不安定ですので
小休止だけで下山の準備です

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時雨岳への縦走路まで行ってみました
ここは広い石灰岩の露岩帯です
峰越コースにもありましたが
平坦な場所で踏み跡がなく
迷いそうです

展望所

ここはヤマシャクヤクの群落地です
この向こうに南の山が見えるはずですが
強い風と沸きあがる雲が邪魔します
怖いくらいの状況
思わず走って戻り、下山を始めました

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ゴロゴロを心配しましたが
最後まで雨にも降られず
たくさん写真を撮る余裕もあり
充実した山行きになりました

初心者でもとは言いがたいですが
山深い事に十分注意して
皆さんに訪れて頂きたい
山だと思います


森の写真を別枠でどうぞ

木霊の棲む森


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