佐伯城山                
137m 佐伯市の中心部 毛利藩の鶴屋城の城跡の山 
私用で佐伯へ来ましたので
ついでに登れる山を探しました
佐伯文化会館の駐車場です

この道に至るまでの
小学校と文化会館のあたりの
約500mの道は「歴史と文化の道」として
日本の道百選に選ばれている
由緒ある道のようです
楼門をくぐると文化会館があります
その横の坂を登ります
本日、山おばはリタイアです
夏が終わりますが
こんな坂はまだまだつらいですね
登りつけたところから
翠明の道(左)  登城の道(中) 独歩碑の道(右)
に分かれます
右の独歩碑の道が広いので
そちらから登ります
城山ですから八方から登れると思いますが
(実際は4つあるようです)
ここからの3本の登山道がはっきりとわかりやすいです
国木田独歩は佐伯町鶴谷学館教師として
1年間佐伯に住んだようです
独歩はここに住んだ1年の間、この辺りの山を登ったようで
尺間山にも記念碑がありました
有名になると登っただけで記念碑が建つんですね
山頂まで約800mです
途中には椅子があり
のんびり散策には
良い山です
つづら折の坂を登っていきます
汗が出てきましたがひいこらが出る事はないです
時折涼しい風が吹いています
あと、○○mと標識を見ながら
ほどなく、山頂へ着きます
広場が見えてきました
このあたりから城の石垣が見えてきます
北側から城に入ります

お城は石垣のみしか残っていませんが
南北に伸びた城景は鶴が翼を広げたように見えたことから
鶴屋城と呼ばれたそうです
佐伯市が一望できます
歩くのが大変ですが
夜景もきれいでしょうね
映画「釣りバカ日誌19」のロケ地になりました
この映画に出演していた竹内力さんは
佐伯の出身だそうです
天守閣跡には祠が建っていました
お城の天守閣が神社になっているのも
面白いですね
山頂はお城があっただけに広く
最高点はやはり天守閣跡でしょうかね
国木田独歩
後に明治を代表する
文豪として評される人物ですが
本を読まなかった私は
武蔵野という表題しか知りません
南西方向に歩いてみます
本丸二の丸石垣や橋
太平洋戦争時の砲台跡などを見ました
山頂にはヒオウギの花が
あちこち咲いていました
南側に元越山が見えました
西側にも尺間山も見えましたが
祖母山はかすんで見えません
ここに山頂標がありましたので
むさくるしい記念写真を1枚とりました
山おばは一応元気です
帰りは翠明の道を経由して 登城の道を降りてきました
やや悪路ですが
山登りと考えると整備された道です
登り口の真ん中に出てきました
こういった山は一度登るのではなく
生活に溶け込んだ季節感を味わうため
何度も登る山だと思います
それなりに名山だと思います
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