金敷城山
425.5m カナシキシロヤマ 古くは肥前風土記(奈良初期)にも記された下田山中の巨石群を麓に抱える里山
久しぶりのお休みです
山おじは前日から天気図とにらめっこ
北から天気が回復する様子なので
背振の山に来ました
前々から気になっていた佐賀市大和町の
巨石パークです
テーマパークらしいのですが
公営の施設のようです
300円の駐車料金のみを
管理人のおじさんに払います

実はもっと奥の山を予定してましたが
雨がひどく降ってました
午前中、止みそうもなかったのでここへ来ました
登り一辺倒です
久しぶりでやや息があがります
先日登った金立山はこの山の隣です
雰囲気がよく似てます
管理棟でもらった
地図のチャレンジコースを登ります

最初に見えるのが
神頭石です
よく見るとご御先祖様の
顔が見えてくるそうです
道祖神石
ここに来た人たちの
交通安全の守護神
兜石
そのまんまです
御船石
神代の昔、大海原を神様が
当地への航海に使用された船
造化大名神
天地万物を作った神様です
興止姫神社の上宮として
明治まで毎年祭典が行なわれていた
イナリ石
五穀を司る倉稲魂を祀った石で
各種産業の守護神
屏風石
高さ9m幅10mです
景色の良い
誕生石です
この石からすべての動物が生まれ
子孫繁栄の神様
少し、登った所に烏帽子岩がありました
ここより上に天神岩があるようですが
時間の都合で元の道に戻ります
この標識が天の岩門との分岐点です
乙文殊宮方向に登ります
整備された登山道ですが
1ヶ所崩落してました
少し崖を登ります
尾根に上ると
すぐに、綺麗な登山道に出ます
巨石群はなくなりました
ヘビが出てきそうな道ですが
風が時折吹いて気持ちいいです
陽射しが差し込みます

ところで
岩の名前はいつ誰がつけたのでしょうか
肥前国風土記には
『この川上に石神あり。
名を世田姫(よたひめ)という。』

とあります
この標識が
少し登り加減の元に戻る天の岩門方向
乙文殊宮方向の分岐点です
山頂は右側下の乙文殊宮方向に進みます

尾根道に出ました
少し雲が切れて青空です
数箇所だけ
景色が開けた場所があります
天山や井原山方面は雲に隠れています
この看板が
山頂乙文殊宮の分岐です
またまた、シダをかき分け
進みます
ガサゴソ言わなければいいが・・・・
突然目の前に
荒れた林道に出ました
車は通れないようです
林道に下りて
右側に進みます
すぐに取り付きがありました
綺麗に草が刈り込まれて
ありがたいことです
佐賀平野が少し見えました
程なく山頂です
金敷城山の山頂です
『かなしきしろやま』には
意味は無いようです
がありました
何か書いてありますが
字はよく読めませんでした
お弁当にしました
久しぶりの山でのお昼ごはんです
シアワセで〜す
帰りは、天の岩門方向に下りました
濡れることも無く
快適な下山路です
巨石が見えてきました
これは蛙岩
形が蛙に似ている?らしい
頭上に弘法大師を祀っている
蛙石からすぐ下に
大きな岩の門が見えてきました
天の岩門
本来『天の』の文字は
朝廷に関係ある事柄だが
高千穂の天の岩戸に似て
神がいることから名付けられた
神籠石
本来神籠石は山頂の広い区域を囲んだ石垣
であるが、ここでは神を守る石のことといわれる
が現れました
雨続きで水量もたっぷりで
美しいです

滝からすぐで、もとの駐車場に着きました
私達だけの静かな山行きでした
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