金立山
502m佐賀市の北限、金立パーキングエリアのそばの弘学館中高校の裏山で中腹の赤い社が目立つ山の奥
山頂に金立神社上宮があり、晴れた日には久留米方面までも見晴らすことができます。
前日の雨が残っています
以前から行ってみたかった
樫原湿原に来ました
途中は晴れ、降水確率0%だったのですが・・・・・
近くの亀岳・笹岳とセットで登るつもりでしたが
ご覧の通り小雨です
晴れる気配がありませんので
別の所に行こうと移動しました

長崎自動車道を長崎方面に向かう時
金立パーキングそばの北側の山
赤い社がいつも気になってました
金立山に行こうと決まりました

あの赤い社すぐ上が
頂上だろうと思い車を走らせました
全くの予習なしです
赤い社は正現稲荷神社と言います
神社参道下の
駐車場に止めて出発です

上の地図の赤い線を歩きました

中腹のあの赤い正現稲荷神社に行き
そこまでで止めるか
そこから頂上を目指すかを考える事にして
登り始めます
標識には番号があり
今の位置もわかりやすいです
金立山の本登山道
上に載せた地図の左側
標識の番号で言えば7番
正規な登り口です
さらに登ると
佑徳稲荷がありました
この山は信仰の山です
たくさんの神様や仏様がいらっしゃいます

森の中に民家が見えてきました
正現稲荷神社の社務所のようです
あっ・・・人がいます
宮司さんの奥様でしょうか

『こんにちは!!
金立山まで行かれますか?
頂上は2つ尾根を越えた向こうです
こちらは登山口じゃないですが
少し西側に回って登山道がありますから
そこを登って1時間半くらいですよ』

『そうなんですか
大丈夫です。社殿まで行ったら
帰ってきます
そうなんだ!!
金立山はこの上からまだ向こうなんだ
いけるかな?
高速から見えた
正現稲荷神社です
さっそくお参りします
本日は『>‘@kdjd?**・・・』
まだこの時は霞んでます
振り返ると
少し青空が見えてきました


ここが高速から見えた場所ですね
さらに登ると
頂上に展望台があるらしいので
そこまで行く事にしました

神社の右側くぐり路を通って
進みます
御神体でしょうか
巨石があります
階段が整備されてます
あまり疲れは出ません
ようやく、頂上近くの標識まで上がってきました
このまま横滑りに進むと
展望台でしたが
まだ先にいけそうなので
結局、金立山の頂上を目指す事にしました
標識番号1番の近くに
小さく金立山の標識がありました
ここはあまり使われて無い様でした
最初はしっかりとした道
迷う事はありません
沢登りのような登りが続きます
このあたりから、道が判りにくくなります
所々に小さな山頂展望台の指標だけです
説明書きはありませんが
途中に
巨石の祠のような岩がありました
うっすら踏み跡があります
よーく確認してください
沢が崩落していて
右に左に渡りながら
同じ谷を遡上していきます
迷ってしまうような場所
いくつかあります
要注意です!!


踏み跡とビニールのテープがあり
なんとなく登れます
霧が晴れず
不安な登りを続ける事約30分
西回りの登山道と合流しました
少し安心です
ここから東側に回ります
途中に弁才天がありました
ここの神様の
お顔のかわいいこと

とっても穏やかなお顔です
再び階段です
いよいよ頂上か?
と思ったら
金立神社上宮まで少し距離が・・・
金立神社の祭神は
保食神(うけもちのかみ)
岡象売命(みずはめのみこと)
秦の徐福
の三神です
石の拝殿は佐賀県内では類を見ない珍しいものらしいです
拝殿裏の巨石です
見応えあります
このあたりは古代信仰のなごりか
よく見られます


いよいよ頂上かと思いきや
まだ、続くのであります
ペースが上がらないので
ひいこらは出ませんが
気分的に疲れてます
いよいよだ!!
と見たら、なんと車があるじゃないですか
がっくし!!
ここまで車で麓から約7分で登って来れます
もちろん、ピークだけでしたら
車で来た事でしょう
今回は勉強不足が良い意味で
新しい発見になりました

この鳥居上が奥の院頂上です
うっすら何か刻んであります
私には
チャーリーブラウン
にしか見えない
山頂です
金立神社奥の院があります
ごらんの通り
展望はありません
無線のアンテナがあります
車でも来れますので
山頂そのものは
あまり魅力はありません
そそくさと、下ります
行きがけの路は
奥様の忠告どおり難路でしたので
上宮を通り
西回り登山道に合流し
本道を下る事にしました
縁結びの岩と言うらしい
いまさら山おじと・・・、なんだかですが
調べたら
これに枯れ枝がかかれば
願いが叶う
らしい

現場では見ただけでした
山の贈り物
か? ちょっと無理かな
私は
チャーリーブラウンのほうが好きですが
所々狭かったり
滑りやすいですが
ルートはしっかりしてます
吹上観音です
下り道の左手に石段が

ん!

わー仏様だ!!
起源は不詳らしい。
昔は石像であったが、
雷雨のために崩壊したので元禄八年
石段の上の方の岩に観音像が刻まれた
と言う事らしい
江戸時代の石なんだ
すごいですね
このルートは
見るべきものがいくつもあり
飽きません
いつしか、雲も晴れ
青空が戻ってきました
最初の地図の右端
7番の標識横
金立山の登山口です
キャンプ場広場に戻ってきました
青空です
すぐ下の学校から生徒達の部活の声が
元気いっぱい聞こえてます
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