長者原の駐車場です 指山は三俣山の前にポコッと見える山です この山だけを詳しくレポートされている方は 少ないようです |
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事前の情報収集が少なく とりあえずは時計回りに 雨ヶ池方面の 登山道へ向かいました どこかのおじさんが 「久住には行ったことがあるんだけど ここは初めて来ました 5時間ぐらい歩くコースはどこですか?」 よく聞くと坊がつるへ行きたいみたいです スガモリ越え経由のルートを教えてあげましたが 引き返す勇気を持ってくださいね と少し心配しました |
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ここから 雨ヶ池経由坊がつるコースの始まりです 指山ですので、ノートは書きませんでした |
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夏の強い日が差し込む 森の中を歩き始めます 久し振りの晴天です 時折、トウネズミモチの花の 甘い香りがします |
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ほどなく、7月の集中豪雨のつめ跡が 登山口から泉水山も三俣山も傷ついているのが 確認できましたが 実際、現場を見ると本当にむごいです この後もっとひどい場所に出ます |
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人の作ったものは あっさりと壊れてしまいます 丸太組みの階段もバラバラです |
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ここまでほとんど標識は 坊がつる雨ヶ池と長者原 しか書いてありませんでした 数人の登山者とすれ違い お目当ての指山登山口分岐に着きました ここから引き返すように 指山を目指します |
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やぶとも森とも言いにくい 林道を進んでいくと あらまあ 土石流跡です 赤テープも無残に押し流されて 登山道も寸断されています どうも、男池ルートも こんな状態みたいですね |
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三俣山方向を見上げると 数百メートル上から 崩落が始まっています 大きな石もまだ途中にあり 落石には十分注意しなければなりません |
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寸断された登山道を何とか見つけ 指山の麓をやや下り加減に進んでいきます 大きな指山の標識があります ここからが指山の 取り付きです |
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牧ノ戸峠から沓掛山まで登りの あの雰囲気の湿った土の坂が続きます ひいこらまではいきませんが 意外と疲れます |
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木が低くなってきました やぶこぎが始まります 風が無いのでとにかく暑いです 山おじがスパートをかけました |
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夏の陽射しが戻ってきました 今日も暑い1日です 雨ヶ池も視界に入ってきました 水は見えませんでした 少し平らになったと思ったら 頂上が見えました |
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さすが1400m超の山です 麓で買ったビスケットが パンパンです 私もふくらんでるのかしら? |
山頂は後ろに三俣山 前の視界をさえぎるものは 何もありません |
後ろの三俣山の土石流のつめ跡です 実際見ますと大変ひどいものです 大きな岩が上のほうにも たくさん露出してますので ここから三俣山へ向かうルートは たぶん大変危険な状態かなと思います |
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頂上はさえぎるものがありませんが 風が吹くとさすがに久住です 心地よい風が吹きます 今日はゆっくりしました 反対側に降りて スガモリ越えルートに合流する 下山コースを取りました |
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崩落は指山でも起こっていました 三俣山方向の裏下山路は 小さな土石流が起こっていました 赤テープが途中から途切れわかりません とりあえず砂防ダムが下にありますので そこまで降りることにしました このルートは 滑りやすく、地盤が悪いので結構緊張します 団体では落石の危険がありますので 止めた方が良いです |
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砂防ダム2つめの左側に 踊り場が見えますそこが 作業道路の終点です えぐれた所は深さが4〜5mありますので 気をつけましょう |
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作業道にやっとのことで、出ました |
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砂防ダムからあふれた土石流が 道の上まで襲っています ここから100mほど 岩ごろごろです 自然の力は恐ろしい この土石流が長者原まで流れ込んでいました |
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家に帰って ノリウツギ・トウネズミモチ・ママコナなど 調べる事が出来ました スガモり越えへの途中にある 指山自然観察路です 左へ曲がると先ほどの取り付きへ通じます しかし土石流で 登山道が寸断されて道がありませんでした |
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あと少しです まっすーぐ進むと 駐車場です 今日は時間に少し余裕があります ソフトクリームでも食べに行きましょう |