ヤッコソウ
九州では数ヶ所で見ることが出来ますが、四国が北限の寄生植物
11月になりヤッコソウをはるばる見に行きました
ヤッコソウ
スダジイの古木の根に寄生する草本植物で
全寄生の葉緑素を持たない
身の丈が5〜6cmの小さなものです
その形が大名行列の奴の形に似ているということから
ヤッコソウの名前が付けられました

ヤッコソウには帽子があります
右端の花は帽子を被っています
その帽子は、雄しべが筒状になったもので
帽子の側面には花粉がつまった
葯が帯のようになった葯帯があります

花は雄しべの帽子が抜け落ち、雌しべが顔を出します
ポトッと帽子のように落ちた雄しべ
お菓子のような雌しべがかわいいです

実際はかなり暗い場所
手持ちではブレてしまいます
三脚とリモコンで撮影します

まだ帽子を被っています
咲き初めです
もう少し、身頃が続きそうです
大きく手を広げたような格好がかわいいです
熊本、宮崎、鹿児島でみられます
熊本県のヤッコソウは場所がわからず
見たことがありません

特別天然記念物になっています
撮影中、周りをキイロスズメバチが飛んで
気になります
雨上りのお天気です
数匹のキイロスズメバチが蜜を吸ってましたが
シャッターチャンスはありませんでした
  inserted by FC2 system