矢筈岳・女岳
687m・615m 標高は低いのですが一等三角点がある九州百名山です

国道3号線から県道117号線湯鶴温泉を通り
矢筈峠に向います
峠手前に広場があります
ここが矢筈岳への登山道です
最初はここに止めて歩き始めましたが
歩き出すと登山道取り付きまで距離があります


登山口横の案内図

という事で取り付きまで
未舗装道路です
普通車でも用心して
進める登山口まで車で行きます
さらにずーっと進んで行くと
女岳の縦走路取り付きまで
続いています
登山口手前に広場がありますので
ここに止めました
入り口の案内板にはマイクロバスも可
書いてありますが
狭いですので注意です
すぐにプレハブ小屋が見えます
ここが登山道の始まりです
ここまで麓の登山口から1.4kmです
さらに1.5km進むと
女岳矢筈岳の縦走路取り付きです
帰りはそこを下りてきました
山火事注意の横断幕から
山に入ります
秋になり雑草も低くなり
歩きやすいです
杉の人工林を
上がっていきます
今日はとても暑いですが
影の中はひんやりします

林を抜けると
前に矢筈岳が見えてきます
程なく
左に矢筈岳右に女岳鞍部
たどり着きます

最初に矢筈岳に向います
右の女岳の案内は
「女岳にも登ってたもんせ」
です
県道の登山口には
「女岳にも登ってはいよ」
と書いてあり
盛んに女岳に誘ってくれます

ここからは
常緑樹の林です
紅葉している木がほとんどありません
かさこそ落葉を踏む音しか聞こえません
時折、野鳥の飛び立つ羽音に
びっくりします
ふもとの有線放送が
かすかに聞こえてきます
やや急登ですが
時間の余裕もあり
ゆっくり登ってますので
ひいこらは出ません

頂上には
石碑があります
「草も木もなびかさんとや梓弓
矢筈か岳に登る楽しさ」

高山彦九郎という
江戸時代後期の尊皇思想家で
46歳の時にこの地を訪れています

一等三角点です
山頂は木に囲まれて
展望は少ししかありませんが
移動すると絶景ポイントがあります
頂上から少し降りたところに
があり
八代海が一望できます
お天気上々です
天草の島が霞んで見えます
海も心なしか
より青く感じます
大きな木にブランコが‥
物思いにふける
山おじです
悩みがあったら話せよ!!
南には紫尾山が見えます
すぐそこは鹿児島です
ご飯を食べて
ゆっくりして
さあ下りましょう
いったん鞍部に下りて
女岳を目指します
案内ではここから頂上まで5分です
いっき登りで高度を稼ぎます
ここまで3匹ほどヤマカカシを見ました
こんな藪は少しびくびくです
本当に5分ほどで
ほほほ
女岳です
林の中で景観はありません
近くに、絶景ポイントがある
看板があります
向います
矢筈岳に比べて
平坦な尾根道です
さすがにたくさんの山を登ってきましたので
このくらいで絶景とは言えないと思いますが
矢筈岳、八代海を見渡せるポイントです
下に上がってきた林道が見えました
尾根道をさらに進み
林道にたどり着きます
ここに車を止めて反対に登るより
私たちのルートがお勧めです

彼方に鬼岳をぽっこり見ながら
女岳をくるりと周るように
降りて最初の登り口に帰ります

inserted by FC2 system