矢筈岳
1113m九州山地の北端、ファミリーハイクに最適な山と書いてありましたが
登山口もわかりにくく 、台風一過で登山道も荒れていて快適な登山ではありませんでした

登山口
清和村の川口集落入り口です
登山口に着いたのは12時過ぎ
完全にタイムオーバーです
後ろに写っている地元のおじさんにお話を聞くと
「ここから1時間じゃ」と言う事で
行ってみようかと、いざ出発です

マップ

さっきのおじさんが
「車で行けるぞ今はどうかわからんが」と言っていたし
登山口まで看板に車で7分と書いてあったけど
どう考えても車ではいけそうもない
「たぶん山道のベンツ
四駆の軽トラなら行けるかも知れない」

と山おじが言っていたが
それでもムリみたい

最初は簡易舗装でしたが
舗装も途切れカヤの茂る山道となり
山の尾根をぐるりと回って行きます
整備された九重周辺が多かったので
このような、自然林に囲まれた静かな山も
いい味出しています
時間押していますが、まだ余裕で登ってゆきます


標識1

ここにも
道の途中から山頂への登り口があります
実は帰りに気づきました
ここもカヤが生い茂り
たぶん、ここから登るのは
かなり困難だと思います

マップ


標識2

人工林の杉林やせせらぎとなった道を
どんどん登って行くと
遠見山登山口車で5分
矢筈岳登山口車で3分

と言う分岐点に着きました


くどいですが、車では絶対ムリです

マップ

3日前の台風の影響で
ご覧の通り道が寸断されています
完全に車ではムリ(しつこいか?!)
このあたりで少しずつ登山意欲が薄れてきてます

標識3

標識2から20分ほどで頂上登山口の
看板がありました
ここで大きなミス!
どう見ても看板は下の道と思うでしょう
ここから20分と書いてあり
うきうきと林道を進んでゆきます

マップ
行き止まり
20分後
あれれ何だ!!
道がないおまけに白テープの木も
谷に落ちている

無理して急坂を登ろうとがんばるが
すべるのと急なため
断念
帰ろう、帰ろうと言うことになりました
絶対ファミリーハイクの山ではないよね
と山おじに言いながら
ガイドブックは当てにならないことを
思い知りました
ところがです
山おばは気がつきました
標識3の登山口は
杉林への直登であることがわかりました
「ウガー」と
山おじが猪の如く突進して行き
あっと言う間に置いて行かれました

マップ
頂上はやぶです
景色もモヤって見えません
おまけに2時過ぎています
おにぎりも食べず、
すぐに下山です
滑るし、変なクモはいるし
へびはとぐろ巻いてるし
服に種がくっつく
散々でしたが、山は好きです
カヤの枯れる秋口はたぶん紅葉もきれいだと思います
隣の遠見山辺りに行きましょうかね

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