多良岳
983m 長崎県と佐賀県の県境にあり、多良山地の中央に位置しています。
この山は奈良時代から霊場として知られる山で、山頂には太良岳神社があり多くの石仏や梵字が刻まれた岩壁などがある
この日3山目です
山茶花高原のピクニックパークです
ここでお昼のお弁当です
一人寂しく、コンビニの弁当を食べます
あまりお金がかからず楽しめそうな施設もあります
本当は多良岳の登山口を確認に来ました
よく知られている
中山キャンプ場のルート
今回調べた登山口は
山の反対側にあります
山茶花高原から進むと
途中に金泉寺3キロの登山口標識がありますが
それよりさらに進んだところが
休憩所と水が流れている
登山口です水はお寺から流れてきますので
シーズン中は飲めないかもしれません
実はここが金泉寺まで最も近いルートです
中九州方面からは
島原経由でここから登るのが良いのでは
ないでしょうか
前の写真40枚ほどがなくなってしまいました残念
登り口から金泉寺まで20分と書いてありました
12時過ぎでしたが、「そんなら行ってみるか」
と決心をし出発です
途中すぐ上がった所にキツネノカミソリの大群落です
夏場はさぞかしきれいではないかと思います
さすがに修行の山らしく
苔むした石の階段です
滑らないようにゆっくりあがります
始めからひいこらが出ます
20分をなめとった
本当に20分で金泉寺への尾根道に出ました
ここを左にすぐ降りたところが
金泉寺です
帰りに寄りました
バンガローです
誰もいません
およそお寺らしくない雰囲気ですが
立派なお像が安置されている様です
再び尾根道に戻り
頂上を目指します
途中は湿った落ち葉の柔らかい道です
尾根に出たら快適と思ってましたら
甘かった
ここからが修行の始まりです
この鳥居の横に
役行者(えんのぎょうじゃ)の像があります
彼らは一枚歯の下駄を履き
その優れた脚力を駆使し
多くの道や堤を作り
民に利益をもたらした
その霊験にあやかろうと
靴や下駄のお供えが多い
もののけ姫に出てくる
屈強の僧ジコ坊のような格好らしい
求菩提山鬼のあぶみほどではありませんが
この石段を初めてみる人は
フウーとため息をつくでしょう
石段を登りきると
滑りやすい山道になり
最後は鎖場も出てきます
このあたりが最もつらいところ
頭の血管が切れそうだった
多分、修行僧も例外ではなく
このあたりの石にはたくさん文字が刻まれています
私も思わずつぶやいた
仏様、私は何か悪いことでもしたのでしょうか?
このつらさを救っていただけませんか
祈りが通じるころ
尾根道が現れます
尾根を越えて反対に少し降りて平坦路です
最後の石段を見つけ
ほっと一安心で、頂上です
頂上には誰もいません
花の季節には
人々がごった返すでしょう
一人で記念撮影です
なぜか一人で登るときは
修行の山が多いです
男50歳、まだまだ、修行の身という事か
すぐそこに
経ヶ岳がみえます
きれいで力強い山です
また訪れる事にしましょう
眼下には
諫早湾の仕切り堤防が見えます
役行者はこの堤防を見て何を思うのか
先のピーク前岳の手前に見える
鬼の岩屋、座禅岩です
今日は時間がありませんので行きませんでした
次回 、山おばに座らせよう
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