小川岳
1542m 県境の山で九州山地の北端に位置し、霧立越えに続く山、花もたくさん見られる
五ヶ瀬スキー場の登降リフトから北側に林道が見えました
地形から小川岳への最短路ではないかと
小川黒峰林道を登ってきました
春近しですが、ガードレール無しの凍結路は緊張します

山おば

「帰りたいとよ〜!!! こわー」

駐車場

少し先まで走りましたが
林道情報の通り
とてもスリリングです
適当な広場に止めて歩くことにしました

雪で凍った道を歩き
左側の林業作業場へ進みます
機械の音が響いています
作業しているようです
標識はありませんがなんとなく行けそうです

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林道の途中
広いところもありますが
作業の邪魔にならないように
止めないと


取り付き

登りつめた作業場です
作業員の方に尋ねると
「この尾根道沿いに登ると良いよ」
との事でまずは安心です

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作業のワイヤーを
くぐりながら登ります
なんと、登山道がしっかり付いています
最後まで、 はっきりしてれば良いのですが・・・

結論として
しっかり開かれた
すばらしい登山道でした
最初は
スズタケと杉林
続きます

スズタケに沿って登っていけば大丈夫です
古いテープもありますが
赤テープは必要ないくらい
はっきりしています

雪が残っています
滑りませんが緊張します
いきなり左側から
ブーッツ ブーッツ と声?が・・・・
2人で聞いたので間違いないです
猪か?
2人で声を出します
「すみませ〜ん 人がとおりま〜す」

こわっ〜
ここ数日
人が通った足跡がありません
あるのは鹿の足跡です
猪らしき足跡
あったような無かったような
少しづつ
ブナの自然林が見えてきました
ずーっとスズ竹に囲まれた
広い登山道です
だんだん
背丈が高くなってきた

はーい
人が通りますよ〜っ!!

開けた場所

ふっと広い場所に出ました
前の笹薮から
ガサゴソガサ ガサ
鹿でした

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もののけ姫の世界です
見渡す限り山です
南側に向坂山
五ヶ瀬ハイランドスキー場が見えます
再び登山道を登りはじめます
石楠花の株も見られます

頂上が見えてきました
最後まで
しっかり整備された登山道でした


登り初めから
約1時間10分で着く小川岳の最短路です

山頂

小川岳山頂です
景色は木に囲まれてありませんが
木の間からスキー場のゲレンデが見えます
時折、アナウンスが聞こえてきます
ここから約3kmです

山頂は広場です
冬場は見所ないのか
取り付きが長いのか
あまり人の気配がありません

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空を見ると
早いスピードで雲が流れ
風音がゴーです
誰もいないし
はやく、下りよかな?
緑川峡からのコース
雪に覆われています
足跡もないです
緑川コースの開けた場所からみえる
黒峰、トンギリ山です
山おじ
「午後から天気が回復するからご飯食べよ!!」


ということで
今日はちゃんぽんです
とんこつ味です!!

「猪が怒って突っ込んで来ないかな?

「来るわけねーだろ!!」
と言いながら山おじは
コンロから離れていた

ご飯を食べて
少し日が差してきました
霧立越えを向坂山方向
行って見ましょう

ブナの3兄弟

鞍部にブナの3兄弟がいました
ここの霧氷が見事でした

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ここは風の通り道でしょうか
びっしり霧氷がついています
風が吹くたびに
バサバサバサと落ちます
縦走路途中に
見晴台があります
南側が絶景です

展望所

向坂山スキー場です
センターハウス
パラダイスコースが見えます
人は少ないみたい

山の中で見ると
スキー場なんてちっぽけなものです
自然の大きさを感じました

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