行縢山
むかばきやま831m むかばきとは昔の武士が着用した毛皮製のすねあての事で
日本武尊が熊襲征伐の折に遠望が「むかばき」に似ていた事から行縢山と呼ばれた

行縢山は、「雄岳」と「雌岳」の2峰からなってます
   


朝日が射す
朝もや煙る阿蘇谷を過ぎて
高千穂北方延岡市に入り
行縢山の標識を見て左折
行縢川を遡ると
目の前に山が見えてきました
今日はお天気が崩れるようで
やや霞んでいます

駐車場

少年自然の家前にトイレ完備の駐車場があります
そこから先
行縢神社の鳥居をくぐると
もう一つ鳥居がありこの辺りに
数台、車を止める事が出来ます
鳥居の右から登り始めます

杉や松や自然林の森を
ゆっくりゆっくり登っていきます
目の前に大きな壁の山が迫ってきます
右側から
少年自然の家からさらに先に進んだ
駐車場からの道が合流します
小鳥の声しかしない静かな山行きです

滝見橋

滝見橋と呼ばれる
立派なつり橋が現われました


地図
橋から行縢ノ滝を見ます
水量が少なく
元気がありませんが
落水がはっきり見えます

橋を渡り
落石注意の壁伝いに登り
少し急登になり
ほどなく行縢の滝への分岐点につきました
ここから滝まで60m
山頂まで2130m
です
天気が怪しいので
先に頂上を目指します


梯子があります
ひいこらが出ています
スキーのほうがとっても楽です

ひいこらで登りきった所が
山ノ神峠です
私達より
少しお歳のおば様、おじ様
数人のパーティがお休みでした
「こんにちは
お早いですね」

とご挨拶
スーッと通り過ごします

山ノ神

旗がいっぱい
ぱたぱたしている
山の神です
小さな祠があるだけです

地図


頂上へはもう少し
峠を越えて下ります
この先に県民の森があります

最後の渡渉点

この山を登るには
数ヶ所沢渉りがあります
ここが最後の渡渉点です
足がもつれています
不思議な事に峠を越えても
川の流れは峠方向に流れています

最後の水場です
チョロチョロと水が出ています
おいしそうな水でした
枯れる事のない水です
知恵の水です

地図
杉並木の汗あと500m岩の汗であと100m
と距離を稼ぎ 温度計がある標識
頂上直下です
いきなり、景色が開け
絶壁の上に頂上があります
最後は喜びの汗でした
東側の左奥に可愛岳(えのたけ)
その南に延岡市、太平洋
その手前に行縢山の雌岳
が望めます
頂上はこんな感じで
北側はあまり景観がありませんが
大崩山、だき山などが見えます
南側は絶壁です
この絶壁南ルートです
行縢神社横から登り始めますが
最後はこのような絶壁を上がってきます
一人の御婦人が登って来ました
すごいですね
南側の絶壁です
高度感があり
ものの本では航空写真のようだ
と書いてありました
山おじは
「**がムズムズする」
と言っていた
今日のお昼は
一人、もち4個雑煮です
風がないのですぐにアツアツが
出来上がりました
とってもおいしく、たくさん食べました
至福のときです

行縢の滝

帰りに
行縢の滝に寄りました
お天気も曇りで
きれいに撮れません
水も少なく、雪も氷もない
静かな滝でした


地図
落差77m、幅30m
日本の滝百選に選ばれています
布引の滝矢筈の滝とも呼ばれています

行縢神社

登山口行縢神社
山行きの無事を
お礼して、帰路につきました


地図
この山には野生の猿がたくさんいたそうです
この神社の狛犬は猿です

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