倉木山
1160m旧九州百名山です。由布岳の南にある山で由布岳に隠れて静かな山です
 

矢印に進みました
駐車場
この日はお天気と言う事で
朝から、佐賀の九千部山あたりに行こうと
高速に乗ると鳥栖で雨です、
背振山系は雲が1日残りそうですので、行き先変更です
大分道に入り雲と相談、
ガイド本をめくって倉木山があるぞと言う事で
由布岳手前の山道を上がってゆきます
2ヶ所ほど車が数台止められます
ここからすこし歩いて牧場の横を上がってゆきます
左が雨乞い牧場です
前に倉木山です
まだ雲が残ってますが
明るい空です

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登りきったところに
数台の駐車スペースがありますが
牧場の方が使われるみたいです
ここが倉木山の登山口です
花は少ないですが
鮮やかな赤いツツジを見つけました
コース分岐
さらに登ると程なく
山腹廻り急直登の分岐点です
山腹廻りの方が景色が良いので
行きは右へ
帰りに急直登を使う事にしました
これが後から大変なことに・・・・
きれいに整備された登山道です
風も吹いて
心地よい山行きです

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キイチゴがたくさん実ってます
すこしすっぱいです
この枝がトゲトゲで痛いんです
振り向くと
由布岳から雲が切れてきました
朝、立ち寄ると
登山道入り口の駐車場は相変わらず
たくさん止まってました
湯布院の町もきれいに見えます
青空が戻ってきました
久しぶりです
暑くなりそうですが、楽しくなってきました
登山口から
尾根沿いにぐるりと回って
景色を楽しんだ後
倉木山の取り付きに入ります
頂上
頂上
です
頂上の指標は地図上では尾根沿いにあります

遠くの山は雲がかかって見えませんが
景観は360度です

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パラグライダーも気持ち良いんだろうな
と言ったら
山おじが
「いつも気流や風に注意して飛んでんだぞ
お前には無理じゃ」

と言われた
言われるまでもなくやる気はございません
西峰の斜面ピンク色に見えましたので
ミヤマキリシマが咲いているのではないでしょうか
1時間ほどゆっくりして
さあ降りましょう
帰りは急直登コースで40分らしいです

ここからが大事件でした!!
このルートで多くの方が難儀しているようです
今回は頂上下りからミスコースしています
東に向かう尾根沿いの道の赤テープは
急坂の下まで確認できました
地図を見ると 坂を下りたところから右手、南方向へ林道がありますので
未確認ですが南側の城ヶ岳、雨乞岳、雨乞林道へ続くルートではないかと思います
ただ、雨乞い牧場まではかなりの大回りですので倉木山登山では使えません   (山おじ)
頂上から登ってきた道と反対側に
道が伸びてますので
こちらに下り始めました
ご覧の通り赤テープもあります
実はこの時点でコースを間違っています

杉林
踏み後を確認し
赤テープを頼りに
途中滑りやすい急坂を下り
感覚的には真っ直ぐ進んでゆきます
道らしい感じはしていたのですが
この杉林に来る頃は
すっかり道を失ってしまいました
GPSを確認すると、帰り道が90度ずれてしまってます

少しパニックになりました
まったく景色が見えず
道が全くなくなっていました
幸いGPSを持ってきてましたので
真っ直ぐ降りると林道に当たるようです
山おじがすこしあわてた様子で
とにかく下りろと言います
しかし進むに進めない背丈ほどのやぶです
行きがけ見つけたキイチゴで山おじは
ご覧の通り傷だらけです

ようやく、林道らしきところに出たところです
古い道でした、水の音が聞こえます
その横に川がありました
またあせります
GPSではもうすこし先に道があるようです
川を渡って尾根を登ります
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林道
ありました
雨乞い林道です
思わず山おじと抱き合いました
よかったねえ〜
林道ミスコース
ここから牧場まで歩くのみです
しかし、大変な距離です
向こうに城島高原の後楽園遊園地が見えてきました
ここで山おじ
「おい、牧場はあの上じゃないと?
道、やっぱり反対みたいぞ

GPSでは反対なんですが私がこの道の標識を見たことがある
と言ったものだから
途中の分岐を下ってしまいました。反対に上がっていくべきでした
これまた、すみませんです

反対方向は上りです

つらいですが歩かにゃ
帰れません

水もなくなり
私のカラータイマーが点滅しています
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山おじも怒る気力なしで
何とか無事帰り着きました
横には由布岳がお疲れさん気を付けなさいよ
と言ってくれてるようです
長者原で風呂に入ったら傷が痛い痛い
山おじも、思い出したように機嫌が悪くなり
家まで寝るなと私をどつきます
本来、40分で帰り着くところをちょっとした不注意で
3時間かかってしまいました
大反省と共に無事に帰りついたことを山の神様に感謝します

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