虚空蔵山
608m 佐賀県嬉野町と長崎県川棚町の境にある山 九州100名山です
大昔は火山でした 山地の大部分は輝安山岩で、長い間の浸食で今のような姿になりました
川棚町木場登山口を目指しました
こちらからは、佐賀のマッターホルン
呼ばれるような山容を眺めながら
登山口へ進みます
わくわくします
25年前、本家のスイスツェルマット
訪れた時は悪天候でマッターホルン
見ることができませんでした
虚空蔵山の取り付きが始まり
上り勾配がきつくなる途中に
虚空蔵の水という水場があります
この日もたくさんのポリタンクに
水を詰めている人たちがいました
残念ながら監視カメラがあります
マナーを守って

頂戴しましょう
最後、やや狭い簡易舗装を登りきると
虚空蔵林道に出ます
かなり上のほうまで車で上がれます
ここが木場登山口です
立派なトイレもあります
この林道を手前に向かうと
鬼木棚田方面に向かいます
帰りはそちらへ帰りました
登山道を目指すなら
今来た道が良い
と思います

山頂まで900mの登り始めです
苔むした岩の階段をそろりそろり
登り始めます
1ヶ月ぶりです
風が秋の匂いを運んできました
ひんやり、涼しいです
しばらく杉林の中
滑らないように登ります
ここまで車で来る方が時間がかかって
山おじややバテ気味です
あと575m地点
新道旧道の分かれ道
どちらも同じような感じです
冒険はしたくありませんので
旧道を登ります
あと400m地点
嬉野町からの登山口との合流点です
嬉野側に洞窟がありました
焚き火の跡がありました
家族連れコースの難所らしき場所です
ロープがあり岩場登りですが
まあまあゆっくり登れば
なんて事はありません
尾根に出ます
頂上へ尾根道を歩きます
またまた
石の階段です
鎖が張ってあります
山おじに言わせると
求菩提山の鬼のアブミ
10分の1の規模らしいです

階段の上りきりが
冒険コースとの合流点です
ここから展望が開けます
暑い日は木陰が出来
ここでお弁当するのも良いです
帰りに一組のパーティがお昼していました

木立が切れいよいよ
頂上間近です

久し振りの山頂
山おば満面の笑顔です
地球が丸く見えませんが
展望は360度です
さすがに、雲仙普賢岳阿蘇山は見えませんでした
時折、風も涼しく吹き抜けます
ほどなく4人のおじさん隊が登って来ました
久し振りににぎやかな山頂です
3つの祠から山頂標まで20mくらいでしょうか
縦長に結構広いです
山おじがマムシを見つけました
祠の横のやぶに入って行ったそうです
マムシはのっそり逃げますが要注意です

木場登山口まで戻り
北の方角へ

林道虚空蔵線
をしばらく
くねくね走ると
日本棚田100選の一つ
鬼木棚田にたどり着きます
ここは
突き当たった展望所からの景色です
この途中にたくさんの
おもしろい案山子が立っており
コンクール形式で展示されていました
そのほかの講釈
「ようきなはったゆうらっとしてんやい」
「かかしに告ぐ、見物人に笑われないよう行儀よくすること」
「あるある棚田探検隊」
「冬のタナダ」
「住みたいなあ〜 いのししがいなかったら」

なんとなく想像できますね
実際見たほうがおもしろいですので
写真は載せません


「また案山子に間違えられたとです」
講釈がおもしろいです
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