北大船山
1706m 言葉どおり大船山の北に位置するピーク ミヤマキリシマはこの回りの方が見事です
山そのものは素晴らしい景色と魅力を持った山ですが私達には2つ星でした

久住山系でも黒岳平治岳大船山は登り口まで
かなり歩く必要があり安易に頂上まで行けないです
今日は大船山までミヤマキリシマを見に行く予定でした
出発が遅くなったり、山おばがルートなどを
何も調べて無かったりして山おじの機嫌が悪いです
吉部の大船林道奥の駐車場の先の広いスペースに
止めました
この先はゲートがあり閉まっています

ゲートがある橋の右側に
小さな看板があります
らくらく登山と書いてありますが
絶対にそんなことはありません

登り始め

ここから大戸越を目指します
このルートは2つありすぐに山を上がるルートと
渓流沿いに上がっていくルートです
今日は渓流沿いに上がりました
渓流沿いのルートは何回か川を渡ります
赤テープが所々しかなく見落とさないように
よく見て上がります
この大岩の横にロープがありここから高度を稼ぎます
川の水音が次第に小さくなってきました
最初の山を上がるルート後ろ
渓流沿いから上がるルート左です
ここで合流します
以前平治岳に上ったときは
まっすぐ後ろに向かいました
距離的には変わりません
大船林道に出ました
麓の入り口でゲートが閉まってますので
緊急時のみで普段は車は通りません

行った事がありませんが
平治岳の北斜面に行くには
左の大船山4号集材路
に向かいます

平治岳北登山口
林道をさらに上がると広場があります
ここまで車で来られると
大変楽なんですが
後々、大変効いて来ます

三俣山が見え始める
このまま進むと坊がつるへ向かう
道の途中から大戸越への道があります
この道は途中やぶ漕ぎがあります
平治岳のすそをくるりと回るルートです
やや、高低がありますが坊がつるに回るより
早いです私の足で30分でした
それにしてもうどんごしそばばっけ
おもしろいですね

大戸越近道
坊がつる合流点
坊がつるから大戸越に上がる
ルートに合流です
以前もここで苦労しました
意外と急登でその上
ごろごろ石と潅木のバサバサ攻め
体力が一気に消耗してしまいます

山おじはさっさと大戸越
大船山への取り付き

写真を撮っていました
平治岳のミヤマキリシマは去年より色濃く
たくさん咲いていました

大戸越

完全にバテバテです
20分程待たせてしまい
おまけに私が大船山のルートを
人に聞いていたものだから
山おじぷっつ〜んしました
「弁当だけ残して駐車場まで帰れ
「うん」と言ってしまったもんだから
また怒られた
ここで12時過ぎました
「1時までをリミットに上に行くぞ」と山おじの
体育会系の一言です

大船山の尾根です
朦朧としながら、山おじの
「北大船山まで行くぞ」
「たまには根性見せてみろ」
罵声
私はこの時点で泣いております
ここまで来ると
2人とも足がつりそうです
無謀な登山です
私たちは何のために
ここに来たんでしょうか

ごらんください
満身創痍とはこの事です
山おじも同様にバテバテです
しかしながら
おにぎりを食べコーヒーを入れて
45分ほど(午後1時45分下山開始)くつろぐと
うんやっぱ登って来てよかったです
この切り替えも私の良い所ですが
体は切り替わってくれませんでした
後ろが、大船山です
ここから40分ほどで行けそうですが、今日は無理です
今度は沢水のほうからこの山だけを
目指してがんばろうと思います
たぶん、この次は行けると思います


山おじ得意の写真です
久住山系オールスターズですね
肝心のツツジは大船山付近は
もう少し後になるでしょう
ただ入梅も間近ですので
難しいところです


帰りがまたとてつもなくきつい行程
でした
同じ、経路をたどりましたが
時間が押しているために
充分休養も取れず
水も無くなり登山者としては失格でした
お互い、気をつけて、ゆっくりとと言葉をかけながら
下山しました
1年に数回私たちはこんな無茶をしてしまいます
ただこの経験で山の怖さや偉大さも
知る事が出来た1日でした
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