岩屋山
欽明天皇の8年(547年)のある日、岩屋に輝くものが振ってきた
僧はこれを宝珠石と名付け、ご神体として神殿を造ったのが岩屋神社
御神体の石は誰も見た事がない
山おじ一人旅第二弾です
なんとなく行ってみたかった
魅力的な名前の宝珠山村
英彦山方向に上っていくと
岩屋キャンプ場があります
キャンプ場を登っていくと
岩屋神社に着きます
この山全体が国定公園です
神社の前に大きな駐車場があります
民家の横の
コンクリの坂を上ります
岩屋神社の入り口です
境内には県指定天然記念物大イチョウ
鎮座いたしております
山全体が小さな英彦山のようにお地蔵さん
菩薩像などポツポツと建っています
ここは英彦山と大宰府を
行き交う山伏の行者道にあたり
修験道関係の遺跡が
数多く残っています。
廃仏毀釈の影響で
首のない五百羅漢のお地蔵さんです


 五百羅漢の上に岩屋神社本殿があります
内殿の前に祀られた御神体
村の名前にもなった宝珠石です
閏年の10月19日に
村民が12枚の薦をもって
この岩に着せ替えをする習しがあるが
着せ替えを行なう者は目隠しをして行なうので
星の玉を拝んだ人は古来からいないという
大変神秘的なものらしい

針の耳と呼ばれる
狭い岩の隙間
親不孝が通ると
この石が落ちるらしい
狭い竪穴は母胎回帰を意味するらしい

そばに梵字岩があります

岩屋神社の本殿、熊野神社です
岩の窪みにお社が建っています御神体は
伊弉册尊(いざなみのみこと)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと
)
同じような建物に
有名な倉吉の国宝、三徳山三仏寺の投入堂
があります
本殿からすこし離れた山の奥に進み
不動像の横を通り
苔むした急な石段を登った所に
大日社があります
こちらは粟島社とも言い
小彦名命を祀っています
すぐ横の石窟にもお地蔵さんがいました
場所は結構岩の高い所で
えっ、こんなところにといった場所です
この先クサリ場などありさらに進めますが
岩場近くが崩壊している所もあり
一人では不安がありましたので
引き返しました
山頂と言うものはありませんが
岩山の集まりで、岩屋山と言う名前があります
1時間ほど散策しましたが
じっくりと探検すると
いくつか新しい発見があるようです
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