宝満山
830m  英彦山とともに、奈良・平安の頃より山伏の修験道場として栄えた山です。 
標高の割には厳しい山でした。長い石段が特徴的です。この山登りで大事件が・・・
久しぶりの福岡県遠征です。
竈門(かまど)神社の駐車場です
400円、有料です
登ってわかりましたが
宝満山の取り付き近く4合目付近まで
行く事が出来ます
数台止められます
大宰府政庁を構築する際の
鬼門除けとして
造営されたのがはじまり
縁結びの神社でも有名です
神社から1.6kmほど歩いた山を一つ越えたところに
外宮の鳥居があり
ここが本格的な
宝満山の登り口です
朝の陽光が差し込む
風のない森の中を
石段を登り続けます
どこからともなく
おば様の笑い声が聞こえます
女は本当に強い
5合目の
殺生禁断の石碑です
ここらから最初のオーバーペースがたたり
ひいこらが始まり
山おじははーはーふーふ
堪忍してくださいで
しばらくストップです
百段ガンギと言われる
急な石段です
美里町(旧中央町)の日本一の石段に比べ
不規則で意外とキツイ石段です
西院谷と呼ばれる踊り場です
ここに閼伽(あか)の井と呼ばれる
水場があります(飲めません)
宝満山に奉納する清浄な水を
閼伽香水と言われています
踊り場で一休みして
また、石段を登ります
修行者は厳しい修行をするのでしょう
ここで、2人とも息を整えふた休み
最初のオーバーペースを
悔やみました
楽になったところで
ほどなく
中宮跡にたどり着きます
ここからは比較的平坦路もあり
楽なハイキングコースに変わります
尾根に出ると
紅葉した木々が見ることができ
楽しむ余裕もできます

頂上、近くの益影の井へ寄ってみました
ここの水面に顔を映すと若返るとの言い伝えに
山おばは勇んで下りてゆきます
突然足元にヌルリと感触が、「ぎゃー」「う×こ踏んだ
しかも、新しい人間の物
なんで〜こんなとこに ×んこ するのよ
とわめいたら
今度は目に前にヌルリと動くもの
ぎゃー」「ヘビがおった
踏んだり蹴ったりとはこの事です
山おじが笑うわらう
この男が本当に憎たらしいと思った

私の登山史上の
大事件を乗り越え
頂上です
右足が気持ち悪いです
山おじ・・笑いすぎだ!!

この日はたくさんの登山者が
上がって来ていました
出物腫れ物所かまわず」ですが
せめて登山道には止めて下さい
でも
運がついたし、神様の化身のヘビも見たし
良い日だったのだと強引に
自分に納得させ下山しました


麓から写真を撮ると
ほんの少し祠が見えるのが
引き伸ばすと判ります

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