比叡山
918m 約1400万年前新第三紀に大崩山が大地を突き破りでてきた時に
同時に出てきたため鹿川渓谷の東に続く山は同じ岩体をしています

日之影町槇峰から鹿川(ししかわ)渓谷への道へ進みます
約20分ほどで向かって左に矢筈岳右に比叡山
大きな壁がそそり立っています
このあたりの登山口は3ヶ所あります
その真ん中の登山口、千畳敷経由の登り口です
水洗トイレもあります

秋の快晴、登山日和ですが
登り始めが遅すぎました
登山口は先の土砂崩れで
通行止めでしたが工事の方の
好意によって通していただきました
「こんにちは」
「気をつけて!!」
水場にもなっている
比叡妙見神社です。神様です
延暦寺、天台宗とは関係ないみたいですね
ちょっと失礼しますとお参りです
本日は無事に*?+##&$!!・・・・
数分で千畳敷です
ここでお弁当や記念写真を撮ると良いですね
山おば達は先を急ぐので素通りです
千畳敷はすぐ下に鹿川渓谷への道路が通り
数百メートル下、網の瀬川まで絶壁が続きます
千畳敷を通り過ぎ、第一展望所へ向かいましょう
午前中は西側の山肌ですので
まったく日が射しません
薄暗い岩が露出した山道を上がって行きます
時折、対岸の矢筈岳や
向かいのスラブが明るく見えます
またまた恒例の
山おばグチが始まりました
トロトロ登るもんだから
山おじ切れました

「山登りに来てまで文句は言いたくないぞ
弁当やれ、一人で登るから」 ;!!)
そういわれて
山おば猛烈に登り始めました
がんばるから見捨てんでくれ
でも意外ときつかとよ〜
ひいこらが出始めました
まだ薄暗い岩山です

ようやく明るい日差しを浴びました
素晴らしい景色です
山おじがさっきの坂で
クロ(大スズメバチ)がいたから
気をつけてと言ったそばから
キイロ(キイロスズメバチ)が飛びます
たぶん風が通る分、蜂達の
通り道なんですね

よくガイドブックにある
第1展望所です
ここは頂上ではありませんが向かいに
比叡山の第2峰、第3峰が見える
絶景です
時間が押していますので
先を急ぎます
偵察蜂がやたら多いです
そういえば、高千穂には
有名なスズメバチハンターがいるらしい
今日は本当に蜂に会います
時折、このような巨石がドーンとあります
手で支えられます(joke
760mピークと呼ばれる
ピークに着きました
岩の間から
北側の竹の畑山が見えました
方向的にはこの山の向うが大崩山です

760mピークを過ぎると
再びアップダウンを過ぎて
伐採地にでました
写真の左側にキイロが4匹飛んでます
完璧に巣があります
山おじがジェスチャーで「シー」とするから
すぐ気がつきました
二人かたまり、背を低くして
音を立てずに通り過ぎました
怖かった〜

本当に今年は蜂が元気です
ここから右上に急登が始まります
ここまで結構歩いて来ましたが
まだ着きません
おまけにまたクロが〜
もういやだな〜
864m岩峰が見えてきました
ガイドブックで本峰は展望がないことは
わかっていましたので時間が押してきましたから
頂上手前の景色の良い場所で引き返します
写真にある天上岩です
この場所が北面を見渡せる
絶景ポイントです
青空の下
至高の時間ですが
タイムオーバーです
お昼ごはんも、コーヒーもリュックに戻して帰ります
すぐそこが頂上です
北西に阿蘇高岳根子岳戸川岳です
鹿納坊主が見えます
実際はもっと鮮やかです
ここから見るとすぐ行けそうな所にあるのですが
もっとも大崩山系でもっとも山の中にある場所ですね
こちらは、今来たピークから
矢筈岳丹助岳です
少し戻ると反対側に
速日の峰諸塚山をはじめ六峰街道
延岡方面に太平洋もうっすら水平線が見えました
下りは千畳敷まで
スズメバチに悩まされました
国道のバイクの音まで蜂の羽音に
聞こえてしまいました
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